河合隼雄 『こころの処方箋』

帯を見て買っちゃいました。

僕が大好きで、長年みているワールドビジネスサテライト内の「スミスの本棚」で話題になったと帯に書かれていて、優しそうな顔した見たことのない指揮者の男性の写真につられ買ってしまいました。

河合隼雄といえば誰もが知っている心理学者です。

アメリカの高校で、日本通のアメリカ人の先生が授業で河合隼雄のことを扱った時は、「誰だそれ?」と思った僕でしたが、それからなんとなく河合隼雄のことが気になって、彼の著作を集中的に読んだこともありました。

そのうち一冊はアメリカのとある湖の底に沈んでいます。釣りに行く時、もし釣れなくて暇になるといけないからということで、ビニールの袋に入れて持っていったのですが、まあ、簡単に言うと落としました。

新潮文庫から出ている『こころの処方箋』

値段は460円+税金

全55章にわかれていて1章が2ページなどでちょっとあいた時間に読むのに最適です。

この本に救われる人も多いのではないでしょうか。

中身は読んでのお楽しみですが、「発送の転換が如何に重要か思い知らされる内容である」ことだけは言っておきます。

ちなみに、今年の年越しは船の上で迎えました。

残念ながら、年越しちょうどに当たりが来るということはなかったのですが(かなり本気で狙っていましたが。。。そう上手くいくもんではありません)、数も大きさも満足のいく結果になりました。

しかし、いやー潮の流れが速くて何回かお祭りしてしまい、釣れたは釣れたが、トラブルも多かった年越しになりました。

河合隼雄の本にも書いてありましたが、悪いことは何かよいことのバランスのために存在しているそうです。

ということは、釣れたのはよいこと。トラブルが多かったのは悪いこと。

トラブルが多かったのは釣れたということのバランスのために存在している。

トラブルが多かった。これは教訓なんですね。

潮の流れが速いときにどうやって釣りをすればトラブルが起きないか。

もっと勉強せよ!ということですな!

では、皆さん、明けましておめでとうございます!