入鹿池ワカサギ釣り

先日、愛知県犬山市にある入鹿池にワカサギ釣りに行ってきました。

大学の友達と2人で行きました。

 

ワカサギ釣りは何度かしたことがありました。

 

山中湖で2回、諏訪湖で1回。

 

犬山市の入鹿池は初めてでした。

 

けっこう大きい池でした。

 

なんでも入鹿池は農業用のため池で、滅多に水位の変動がないらしく、バス釣りなら一年中できるそうです。

 

ワカサギは大体10月から3月の寒い時期に釣ることになります。

 

3月を過ぎた後も、桜が散るころまでは釣ることができると思います。

 

入鹿池には貸しボート屋さんが何軒もあり、正式な名称は知りませんが、貸しボート協会みたいなものがあって、貸しボートや貸し竿の値段はどの店も同じです。

 

ただ、エレキがある店とない店があるので、エレキを使いたい人は注意が必要です。

 

週末になると、大勢の釣り人が訪れるため、手漕ぎボートなら空きがあるかもしれませんが、エレキは確実に出払ってしまうそうなので、予約が必要です。

 

私は入鹿亭というお店でエレキを借りました。

 

私の実家にも父親の古いエレキがあるので、使い方は熟知していたつもりでしたが、久しぶりに使ったのと、やはり風が強いとエレキでも影響を受けますね。

 

ちなみに、エレキは上州屋などの大型釣具店でも売っています。年に何回もワカサギ釣りに通う人であれば、いっそのことエレキを購入してしまうのもいいかもしれません。

 

貸し竿の値段は分かりません。仕掛けは上州屋より高かったので、事前に釣具屋で購入したほうがいいと思います。釣具屋のほうが種類もたくさんあります。

 

私は、入鹿池でのワカサギ釣りが初めてだったので、幅広く棚を探るため、7本針の長めの仕掛けを2つ、5本針の短めの仕掛けを1つ用意していきました。

 

朝6時頃入鹿池に到着し、6時20分頃ポイントに着きました。

 

最初は7本でやりました。餌は赤虫と紅サシの二種類を購入。

 

ちなみに、竿はワカサギ専用のものではありませんが、自分で持っていきました。

 

ですので、貸しボート(+エレキ)と餌代だけで済みました。

 

周りのお客さんは電動を持っている人が多かったです。

 

ワカサギってとにかく数釣ってなんぼだと思います。

 

中には電動を2つ、手動を1つ、合計3本で勝負している人もいました。

 

恐らく主に電動2つでやって、手動のほうは棚に垂らしておくだけなんだと思います。

 

ポイントはボート屋のおじさんに教えてもらった「教会前」という場所でやりました。

 

「教会前」というのは、隣接している明治村の教会が目の前に見えるポイントだからです。

 

他にも「灯台ふもと」というポイントもよく釣れるポイントらしいです。

 

 

「教会前」のポイントにはたくさんの人が集まっていました。

 

まあ、人が集まっているということは、釣れる確率が高いのですが、人が多いので、棚が荒らされてしまう可能性もあります。

 

隣で釣っていたおじさんが、「下手くそが底をかき回すから水が濁って釣りにくくなるわ」と言っていたのを盗み聞き(!?)してしまいました。

 

(ワカサギ釣りくらいでそんなに言わなくてもいいのに。。。)

 

まあ、確かにワカサギは雨の後など水が濁っていると釣れにくくなります。

 

また、12月中旬になると、水温が安定しないため一旦釣れにくくなるかと思います。

 

年が明けて、寒くなった後は水温も安定してくるのでサイズが大きいものがどんどん釣れると思います。

 

すいません。余計な話をしすぎました。

 

第一投目から釣れました。

 

底釣りです。

 

一旦底まで落として、少しだけあげます。本当に少しだけ。ちょっと竿を下げると底についてしまうくらいの感覚でいいと思います。

 

ワカサギは動いている餌に向かってくるので、釣れていても釣れていなくても、しゃくって誘う必要があります。

 

錘を上下させて、下に着いた瞬間にかかることが多かったです。

 

あと、底すれすれでじっとして時にも釣れました。

 

錘が底に触れてしまい、ちょっと上げようかなとリールを巻いた瞬間に釣れたことも何回もありました。

 

つまり、ポイントはかなり底。

 

一日中底で釣れました。

 

時々2,3匹かかることもありましたが、1匹だけが多かったです。

 

ブルーギルも4匹釣れました。ブルーギルとワカサギではサイズも引きも違うのですぐ分かると思います。

 

もし、大き目のブルーギルが釣れてしまい、竿や仕掛けが負けそうになってしまったら、とりあえず竿を守るために仕掛けを切ってしまうか、なんとか耐えられそうなら、リールではなく、手で仕掛けを巻いて下さい。

 

(仕掛けを切るのは本当は駄目です。仕掛けには糸や針がついていて、自然に溶けてなくなるということはありません。そして、魚が間違えて飲み込んだり、傷つけてしまう原因になります。出来る限りやめてください。これは池であろうが、湖であろうが、磯であろうが、沖であろうが、川であろうが同じです)

 

あと、餌の交換はこまめにしたほうがいいと思います。釣れているうちは替えなくてもいいですが、ちょっと渋くなったなあと思ったら、餌を替えてみるといいと思います。

 

赤虫は二つ折にして、真ん中にちょんとかけてやると簡単です。

 

紅サシは先っぽにちょんがけして、反対側をハサミで切るとエキスが溶け出てワカサギを誘います。

 

赤虫と紅サシを交互につけるやりかたもありますが、入鹿池の場合赤虫だけで十分かと思います。

 

紅サシにはあまり食いつきませんでした。

 

赤虫と紅サシを交互につけるやりかたも試しましたが、食いつくのは赤虫のほうが圧倒的に多かったです。

 

ブルーギルは4匹とも紅サシにかかりましたが。。。)

 

6時20分頃初めて、10時くらいまでは本当に忙しかったです。

 

8時くらいまでは本当に入れ食い状態。底まで落とすだけでかかってくれました。

 

8時を過ぎた頃から、あたりが少しだけ鈍り始めましたが、それでも少ししゃくってやるだけですぐ釣れる状況が10時頃まで続きました。

 

10時以降もコンスタントに釣れ続け、1時半頃までかなりの数を釣ることができました。

 

2時近くになるとパタリと釣れなくなりました。

 

2時半頃にポイントを灯台の方に移しました。

 

理由はそこに人が集まっていたから。

 

灯台前は、あんまりでした。

 

5分に一匹くらいも割合で、3時半くらいまでやりました。

 

6時20分から3時半までやった結果、合計228匹釣れました。

 

竿を二本出していた人は400とか500までいった人もいたのではないでしょうか。

 

途中大きなトラブルもなく、かなり満足できました。

 

周りにはなぜか同じボートの人とお祭りしたり、仕掛けが絡まってしまった人もいたようですが。

 

お祭りや仕掛けが絡まるのは、注意していれば防げることです。

 

風が強い時には、長い竿は出さない、5本針の短い仕掛けに変えるなどの工夫が必要です。

 

まあ、電動で釣るのがトラブルも少なく一番いいかと思います。

 

ああ、でも、手動でも十分釣れます。棚はもうほぼ底なので、カウンターなんてなくても大丈夫です。

 

中には魚探まで持ってきている人もいましたが、まあ普通に釣るぶんには必要ないでしょう。

 

私も携帯用の魚探を持っていますが、結局使いませんでした。

 

同じポイントで釣れ続けてくれたのと、魚探で探し回るのは面倒くさかったからです。

 

(入鹿池かなり広いです。。。)

 

 

ちょっとまとめてみます。

 

場所:愛知県犬山市入鹿池

 

周りには少ないですが、宿泊施設もありました。遠方からわざわざ出かける人は前泊してもいいかもしれません。

 

公共交通機関は、おそらくないと思います。

 

最寄り駅は羽黒駅らしいのですが、たぶん歩くしかないと思います。歩くと一時間はかかるそうです。

 

まあ、公共交通機関で行くとするなら、犬山駅から明治村まではバスがあるので、それに乗るのがいいと思います。

 

時間:日の出から4時半まで。貸しボート屋で言われます。出発は何時でも構いませんが、4時半までに終える必要があります。

 

持ち物(あると便利なもの):基本的に絶対必要なものはボート屋で借りることができます。

 

竿:リール付きのもの。短めの竿がいい。ワカサギの反応が分かりやすいように、短め軽めのものがいい。できればワカサギ専用のもの。電動にも一万円以下のものがあるので、年に何回も通うという人は電動を買ってもいいかもしれません。

 

仕掛け:種類の違うものを何個か用意するといい。ワカサギの力で仕掛けが切れてしまうなんてことはないと思います。しかし、万が一仕掛けにトラブルがあった場合、いちいち岸まで戻るのは面倒くさいので、あらかじめ何個か用意したほうがいいです。

 

針の数が違うもの(5本、6本、7本など針の違い)、また針の数の違いだけではなく、他にも様々な種類の仕掛けがあります。釣具屋の人に聞いてみてください。

 

餌:赤虫、紅サシ、白サシ、青虫、紅雪etc...いろんな餌があります。餌はボート屋で買えばいい。

 

その他:クーラー、一般的な釣り道具(はさみ、錘(1、1.5、2くらいでいいと思います)、糸etc...はさみと錘の予備はあったほうがいいと思いますが、他はあってもなくてもどちらでもいいとお思います)

 

防寒具(まあ、水の上ですので、結構寒いです)

 

氷(ボート屋でもらえます)

 

携帯(ちゃんと電波入ります。全然釣れない時の暇つぶしにもなります)

 

トイレ:いったん店まで戻るしかありません。大き目のペットボトルにしてしまうという手もありますが、なんせ小さいボートですので、周りに見られてしまうし、衛生的でありません。

 

どこか忘れましたが、以前焼酎のペットボトルにマジックで「小便用」と大きくかかれたものが置いてある貸しボートを使ったことがあります。。。

 

飲食:ボートの上で弁当を食べている人がたくさんいました。入鹿池のそば(たしか駐在所がある交差点)にローソンがありました。事前におにぎりやサンドイッチ、飲み物を買っていくといいでしょう。

 

ただし、飲みすぎ食べ過ぎはやめましょう。トイレは岸にしかありません。。。

 

こんな感じです。

 

数釣るなら年明けがいいかと思います。

 

今の時期天気も変わりやすいですし、釣れても小ぶりのものが多いです。

 

ただし、年明けになると、数釣れて、サイズも大きいものが多くなりますが、そのぶん寒くなるので、寒さが苦手な人は辛いかもしれません。

 

以上、安全に、楽しく、根気よく釣りを楽しみましょう!