英語学習

英語話せたらいいなあ。

 

英語話せたら海外で困らないよね。

 

英語話せたら就活で役に立つよね。

 

いつか留学したいな。そのためにはまず英語だよね。

 

私たちが英語を勉強する理由は人それぞれ違う。

 

どんな理由であれ、自分の中で強固な理由がありさえすれば、それはモチベーションとなり、苦しい時、やめたいと思った時に支えてくれるはず。

 

でもやっぱり切羽詰まった理由が一番いい。

 

人間には個人差はあれど適応能力というやつが備わっている(と信じたい)。

 

急にアメリカに住むことになっただとか、日本語ができない外国人の彼女/彼氏ができたとかであれば、まずは英語やらなきゃと思うだろうし、実際英語を上達させるためにあの手この手を尽くすだろう。

 

アメリカに留学に行けば何か変わると期待して行ってみたはいいものの、やっぱり英語は難しいし、私なんかできっこないと鼻から諦めちゃう人もいる。でも、たいていの人は、「それじゃあ意味がない」と頑張る。

 

そういう環境がある人はまだいい。

 

日本にいて、英語とは何の関係もない生活をしているけど、英語を勉強したい、上手になりたいという人も多い。

 

そういう人は何を目標にして頑張ればいいのだろうか?

 

手っ取り早いのは、理由を自分でつくってしまうこと。

 

そもそも英語に対する憧れとか、海外に対する憧れとかいう曖昧で、薄っぺらな理由では長続きしない。

 

もっと具体的な理由がどうしても必要になる。

 

理由が見つからない人は、目標を立てることをおすすめする。

 

それも極端に簡単に達成できる目標。

 

例えば、今日は単語を5つ覚えるとか、今日は英字新聞の記事を1つ読むとか、音読を10分間やるとか。

 

簡単な目標でいい。それを毎日毎日達成していく。英語の勉強を生活の一部にしてしまう。英語の勉強をしないと気持ち悪くて寝れないくらにまでなれば上出来。

 

そして、そのうち自然と物足りなくなる。

 

大切なのは、物足りないなあと感じたからといって目標を一気に高くしたりしないこと。

 

英語は世界に何千とある言語のひとつに過ぎない。同じ人間が話している言語なんだから、私たち日本人にできないはずはない。努力していればいずれできるようになる。必ずできるようになる。

 

何年も英語を勉強したけど一向にできるようにならないとか、私には英語の才能はないのかもしれないと嘆いている人。ちょっと待って。

 

そういう人は、実は才能云々の話ではなく、単にできるようになるまで続けなかったってだけの話。

 

自分で勝手にどこかで限界をつくってしまい、もう無理とか、これだけやったんだから十分と自分に言い訳して、努力の継続を途中でやめてしまった人。

 

小さな目標を毎日毎日達成していく。それを来る日も来る日も繰り返す。今はまだ道半ばなのだと自分に言い聞かせ、何がなんでも続ける。

 

英語を勉強する「理由」は、目標を立て、勉強を開始した後に見つけても遅くないし、そもそも理由なんてなくてもいいのかもしれない。

 

巷には数々の英語学習のための教材があふれている。どれを使ってもいいと思う。自分に合いそうなものをフィーリングで選べばいいと思う。

 

そもそも完璧な教材なんてないわけだから、どの教材を選んでも、長所と欠点があるはずだ。

 

だから、この教材が終わったら次の教材。ひとつの教材にしがみつく必要なない。

 

覚えておいてほしいのは、とにかく「継続」。

 

できるようになるまでやること。

 

これがまず大前提。

 

継続する習慣がついたら、次は頭を使うこと。

 

どんな小さな目標でもよかったのは、継続する習慣をつけるため。小さな目標を積み重ねることで、それが段々と自信に変わるから。

 

継続する習慣がついて、英語の勉強が楽しくなってきたら、今度は頭を使う。

 

つまり、クリエイティブな勉強法に変えなきゃいけない。

 

具体的に言うと、アウトプットを増やすってこと。

 

文章を書いたり、実際に話す練習が必要になってくる。

 

練習のための練習だったのが、今度は実践のための練習に変わる。

 

ここで改めて目標を考えてみたり、実際英語ができるようになったら何がしたいか、ちょっと立ち止まって考えてみる。

 

もう英語の勉強が生活の一部になっていて、勉強時間も相当なものになっているはず。

 

勉強し始めた当初とは考え方が変わっているかもしれない。どこかで一度立ち止まって、今までのことを振り返ったり、今後のことを考えたりするのは決して時間の無駄にはならないはず。

 

今まで以上にアウトプットを増やして、より実践に近い練習をする必要がある。ただし、インプットをしなくてもいいというわけではない。インプットはいままで通り続ける必要がある。

 

クリエイティブな勉強法と言ったが、別に無から何かを生み出すとか、ひらめきが大切だなんて言いたいわけじゃない。そんなもの別になくても構わない。

 

とにかく頭を使うこと。自分の頭で考えて、苦労して、間違えて、恥かいて、反省して、次に生かす。このプロセス自体がもう相当頭を使う。

 

楽しようなんて思うのがそもそもの間違い。

 

ペラペラレベルまで到達したいと思ったら、それ相当の時間と努力が必要になる。個人差はあれど、半年や一年でどうにかなる話ではない。

 

まあ、ここまでいろいろ書いてきたが、とにかく継続することが大事。そして、何でもいいからやってみる。

 

できるようになるまで続ける。車の運転と一緒です。できるようになる前に諦めてしまう人はいないでしょ?

 

英語も同じです。

 

とにかく、できるようになるまでやる。

 

これが一番確実で、一番の近道だと私は思っています。

 

教師なんかに頼る必要はないんです。自分だけどんどんうまくなればいい。

 

そのためには、何度も言いますが、継続しかないんです。

 

途中であきらめるなんて、それこそ時間の無駄になってしまいます。

 

「自分は英語ができるようになった」と思えるレベルまで到達することができた。

 

でもそこで終わりではないんですよ。

 

そもそも終わりなんてないんです。

 

仕事が忙しくなってきた。英語の勉強に割ける時間がない。そういう人もいると思います。でも、それは言い訳。やらなきゃいけないと思うなら、やればいい。一日五分でもいい。やれば必ず力になります。

 

終わりはない。

 

だから、続けなければいけない。

 

だから、終わりがないようなことしたくないなあという人は、英語学習に向いていないのかもしれません。

 

世の中簡単なことなんて一つもないと思います。

 

継続。

 

これにつきます。