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文句ばかり言う人

 

実は、「文句」は「抱負」の裏返しである。

 

文句を裏返すと「抱負」になるし、抱負を裏返すと「文句」になる。

 

つまり表裏一体。もともとは同じものなのだ。

 

よく文句を言う人は、抱負をたくさんもった人なのである。

 

成功者というのは、目の前の現実に対し不満を抱えた人である。不満があるからこそ、何かを変えようと動くことができる。

そして、常識を打ち破る。

 

不満は革命の種になり、不満の種から革新の花が咲くのである。

 

勝ちたいと思って一生懸命な野球選手は、審判の判定に納得がいかない時、真っ先に審判に文句を言いに行く。勝ちたい気持ちが強すぎて、自分を引っ込めることができないのである。逆に、簡単に引き下がってしまうような選手ばかりでは、そのチームはいつまでたっても勝つことができないだろう。

 

負けたくない、屈したくない、何かを変えたいという思いがあるから、つい文句の一つも言ってみたくなるのである。