ヤッさん名言

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ヤッさんⅡから私が「これはいい!!」と思った言葉を書いていこうと思います。

 

私の独断で選んでいますので、「えっ!?こんなの?」と思うものもあるかと思いますが、了承ください(笑)

 

あと、写し間違いも多少はあるかと思います。こちらもご了承下さい。

 

とにかくだれとでもきちんと挨拶を交わすこと。

 

とにかくおめえはきっちり挨拶して、顔と名前を覚えてもらう。

 

とても大事なことだと思います。

 

アメリカの学校では、先生に「きちんと挨拶しなさい」と言われたことはありません。

 

口に出しては言いませんが、先生達が率先して生徒達に挨拶をします。

 

自分が担当しているクラスの生徒はもちろん、同じ学校にいる全ての生徒に挨拶をしてくれます。

 

挨拶だけではなく、「最近調子はどうだ?」とか「週末は何するの?」など、気さくに話しかけてくれるので、自然と先生に親近感を覚えるようになります。

 

生徒の方は、いずれ思春期を迎え、大人と言葉を交わすのを面倒臭く感じます。

 

そんな時でも、先生達は挨拶し続けます。

 

無視されても、文句を言われても挨拶し続けます。

 

アメリカ人は知らない人であっても気さくに挨拶をする人が多いですが、恐らく挨拶の大切さを知っているからなのでしょう。

 

以前アメリカ人の友達から聞いた話なのですが、「アメリカ人が誰とでも気さくに挨拶するのは、敵意を抱いていないことを証明するためなんだ」らしいです。

 

アメリカはご存知の通り世界最大の移民社会で、様々な人種の人たちが一緒に暮らしています。

 

白人がインディアンや黒人を虐げていた歴史や、アジアからの移民を蔑んでいた歴史もありますが、アメリカという国の一番の特徴は、やはり「多様性」だと思います。

 

様々な人種の人が住んでいれば、そりゃ問題も起きます。同じ人種同士でも喧嘩は起こるのですから、人種が違い、言語が違い、生活習慣が違い、考え方が違う者同士で喧嘩が起こるのは当たり前です。

 

そして、アメリカは銃社会であり、凶悪犯罪も多い。そして、些細なことで訴えられてしまう、裁判社会でもあります。

 

そんなアメリカの社会を反映してか、アメリカ人は誰とでも笑顔で気さくに挨拶をするように心がけているそうです。

 

そうすることで、「私はあなたの敵ではない」という意思表示をしているのです。

 

私たち日本人はどうでしょうか。

 

知らない人には挨拶をしませんよね。

 

でも、これは私の推測ですが、私たちより上の世代、例えば私たちの祖父母の世代は、アメリカ人のようにはいかなくても、知らない人に挨拶をしたり、さっき会ったばかりの人と世間話をしたりします。

 

この前も、馴染みの釣具屋に寄ったら、店先でおじいさん二人が立ち話をしていました。

 

そのうちの一人が私と知り合いだったので、「こんにちは。お久しぶりです。最近釣りに行っていますか?」と訊ねると、「おお~高見さんの友達?若いのに釣り好きなの?」ともう一人のおじいさんが高見さんより先に話しかけてきてくれました(笑)

 

そして私もおじいさん二人の立ち話に加わり、気づくと1時間も話し込んでしまっていました。

 

私の知り合いの高見さんの友達の黒木さんとも知り合いになることができ、携帯の番号も交換して、今度一緒に釣りに行く約束までしました。

 

こうやって、同じ趣味を持った人の輪が広がるのはとても嬉しいことです。

 

こちらから挨拶をして、心を開いて話しかければ、友達はいくらだってできます。

 

まずは、きちんと挨拶をして、顔と名前を覚えてもらう。

 

人付き合いの基本は挨拶だと思います。