共働きってかっこいい

「両親をかっこいいと思っていた」壇蜜が語る共働きだった母への思いが泣ける http://spotlight-media.jp/article/211337104190002737

うちの両親も共働きだったけど、寂しいと思ったことはないなあ。

それが普通だったし、おばあちゃんもいたし、友達の家もみんな共働きだったから、別に違和感を感じたり、嫌だなあと思ったりはしなかった。

友達と遊ぶのは楽しかったし、もし友達が用事かなんかで遊べない時は父の工場に行けばお兄さんたちがたくさんいて、一緒に遊んでくれたり、野球の練習に付き合ってくれたりした。

もし、工場の仕事が忙しくて遊んでくれない時は、自分で遊びを考えた。

工場から出た廃材は自由に使ってよかったから、針金で車を作ったり、木材で椅子を作ったりした。

小学生になってからは、宿題とかテスト勉強とかやりたくないことも増えたけど、おばあちゃんがいたから平気だった。

自分の机もあったけど、おばあちゃんの机で宿題をするのが大好きで、おばあちゃんに漢字を習ったり、書道を習ったり、戦争の話をしてもらったりして、楽しかった。


ゲームという強い味方もできた。

漫画も強い味方だった。

うちのルールは、「勉強を一時間やったらゲームを一時間の半分の30分やってもよい」だった。

もし三時間勉強すれば一時間半ゲームができた。

まあ、一時間半もやる前に夕食の時間が来て、寝る時間が来てしまうのだけど。

週末は野球の練習や試合で一日潰れる。

俺のせいで家族旅行とか全然できなかったし、妹にも迷惑をかけた。

毎日たくさんやることがあったから、両親が共働きで家にいなくても寂しくなかったし、逆に自由に伸び伸び過ごせたと思う。