抜け毛にご注意を!毎年634億本の抜け毛!?
髪の毛が抜け落ちる...
男性にとってこれほど怖いことはありません。
「抜け毛なんてまだ何年も先のこと。今はふさふさだし大丈夫」と思っていても、ある日シャワーの後手に髪の毛がべったりついているなんてこともあります。
恐ろしいですね。
36歳の外科医の男性は、6年前に髪の毛が抜け始めました。
彼は、日常的に運動をしており、腹筋も6つに割れています。
身体はいたって健康です。
そんな彼も抜け毛に悩んでいます。
「小さかったMが大きなMに変わってしまった」とため息をつきます。
もちろん「抜け毛」を防ぐためにいろんな方法を試しました。
頭皮マッサージをすると、血液の循環を促すことができ、抜け毛防止に繋がると聞いて、頭皮マッサージをすることにしたのですが、どれだけやっても効果が出ない。
他にもいろいろ試しましたが、どれも効果が見られない。
最後は、仕方なく「植毛」をすることに。
カツラはどうしても嫌だったんでしょうね。
最後の手段「植毛」に頼ることに。
植毛をすれば確かに髪の毛は増えます。自分の髪の毛ではありませんが、とりあえず彼の悩みは解消されました。
ある医師の推測によると、台湾男性の抜け毛の数を合計すると、一年で634億本にもなるそうです。
台湾のある開業医によると、抜け毛に悩む台湾人男性の割合は、30歳以上だと2割で、数で言うと170万人にものぼるという統計があるそうです。
そして、抜け毛に悩む台湾人男性の一人当たり約100本の髪の毛が毎日抜けている計算になるそうです。
それを一年に換算すると、一人当たり約634億本の髪の毛が抜け落ちていることになる。
これを距離に換算すると、地球を126.8周するほどの長さになるそうです。
具体的な数字にされると、恐ろしさがより実感できますね。
冒頭で紹介した外科医の男性の場合、抜け毛の家系であること、仕事が忙しいことに加え、運動をする時、ジムの中がムシムシしており、常に汗をかいており、頭皮から油が出続けている状態にあり、空気の通りも悪いことなど様々な要因が重なり、抜け毛を促進していると考えられます。
抜け毛の原因は多岐にわたり、食生活、ストレス、病気、遺伝など様々な要因が考えられます。
また、一時的な抜け毛というものもあるそうです。
ある一時期に過度のストレスを受け髪の毛が抜けてしまうということもあります。
その場合はストレスを取り除けば抜け毛を解消することができるそうです。
しかし、抜け毛の原因として最大のものは「遺伝」であると考えられており、「遺伝」により引き起こされる抜け毛の場合は、食生活の改善や生活習慣の改善では抜け毛の改善は見込めないとのことです。
抜け毛が「遺伝」でない場合、40代、50代の男性が抜け毛になる原因として、仕事のストレス、喫煙、徹夜などの生活習慣の乱れが挙げられます。
また、抜け毛が原因で病院を訪れる男性の年齢は年々若くなっており、人数も約三割増加したそうです。
今は、薬で抜け毛の進行を遅らせることもできますが、既に抜け毛がある程度まで進行してしまっている場合、薬で進行を防ぐことは難しく、植毛を考えなければならないといいます。
植毛技術も日に日に進化しており、本来の髪の毛と比べても遜色ない、より自然な形に仕上げることができます。
また、毛根を傷つけることもなく、頭皮にもあまり負担をかけずに植毛することができれば、自然治癒を妨げることにもならないそうです。
しかし、植毛にはそれなりにお金がかかります。
一本150元から200元(日本円で約550円から750円)もかかるそうです。
10本で5000円を超え、100本も植毛すると50000円を超えてしまいます。
「遺伝」の場合は仕方がないのかもしれませんが、抜け毛にはなりたくないものです。