容姿

かなり偏った考えですので、不快に思われたらスルーして下さい。

見た目が悪い人っていますよね。

あくまで個人の判断ですが、人それぞれどんな容姿の人を見た目が悪いと感じるかは違ってきます。

私が美人またはイケメンだと思った人でも、他の人は見た目が悪いと思うかもしれません。

人それぞれ好みがありますので、どんな人が見た目が悪いのかは一概には言えません。

ただ、多くの人が見た目が悪いと感じる人がいるのも事実です。

もちろん100人いたら100人が絶対見た目が悪いと感じる人なんていないと思います。



大多数の人が見た目が悪いと感じる人はいます。

正直言うと、見た目が悪いと自分が感じる人を見るとイラッとします。

僕の判断基準なので、他の人がどう感じるかは分かりません。

第一印象は顔で決まるというのはある程度本当だと思います。

見た目が悪い人には距離を置こうとします。

見た目が悪いと言うと語弊があるかもしれません。

必ずしもブサイクという意味ではありません。

例えば、目が怖い人。

ブサイクかブサイクじゃないかという判断であれば、ブサイクじゃない。でも、目が嫌い。なんか怖い。目に優しさがない。

例えば、鼻の形。

鼻は顔の中心に位置します。大事なパーツです。

ブサイクではない。でも、鼻の穴が大きい。上を向いている。鼻が以上に大きい。だから、なんか嫌だ。

例えば、眉毛。

眉毛は顔の他の部位とは違い、自分で整えることができます。だから、ある程度は自分の思い通りに変えることができます。
眉毛の形が嫌だ。眉毛が薄い、または濃い。顔に合っていない。

例えば、全体のバランス。
全体のバランスが悪い。ある部位だけが突出しすぎている。どこがどう悪いかは分からないけど、とにかくバランスが悪い。

何度も言いますが、判断基準は人それぞれです。

整形手術を受ける人は、恐らく自分の容姿になんらかの不満を抱いているんだと思います。

多分自分の容姿に100%満足している人なんていないと思います。

誰もがなにかしらのコンプレックスを抱えています。

僕は、本当は優しい人なのに、顔のせいで怖い人、厳しい人だと思われることが多いです。

顔の問題だけではなく、性格も関係していると思います。

面白くもないのに周りに合わせて笑うことができない。愛想笑いができない。いつもヘラヘラ笑っている人が好きではない。

心の中でそう思っているので、それが顔の表情にも表れているのかもしれません。

僕の父親もそうです。

父は自営業をしていて、所謂町工場の社長です。

家族や友人にはとても優しく、笑顔で接する父ですが、以前営業に来た銀行員の女性を叱りつけて泣かせてしまいました。

僕もその場にいました。

叱りつけた理由は、女性銀行員の笑顔でした。

銀行員がうちに営業に来るのはいつものことで、父もその銀行員が工場に何をしに来たのかはすぐ理解したと思います。

契約してほしいから来たわけです。

その時僕は別の作業をしていたので、どんな契約か詳しくは知りません。

ただ、傍から見ていて、「ああ、この人、絶対父の嫌いなタイプの人だ」と思いました。

ヘラヘラ笑っていたからです。

教科書通りの愛想笑い。

契約してほしい。だから、面白くもないのに笑っている。

最初は黙って話を聞いていた父ですが、突然席を離れ、仕事に戻ってしまいました。

その銀行員は、「すいません。申し訳ありませんでした。もう少しだけ話を聞いていただけないでしょうか」と必死に謝っていました。

すると父が、銀行員の顔を睨みつけ、「お前なんかしたのか?なんで謝ってんだ?言ってみろ」と怒鳴りました。

銀行員は、「すいません。説明の仕方が悪かったと思います。もっと分かりやすく説明します」と必死に弁明しています。

この時点で、僕は、「あーあ。ヤバイぞ」と思いました。

案の定父は、「もっと分かりやすく説明するって、お前俺を馬鹿にしてんのか?説明の内容くらい分かったよ。そういうことじゃないんだわ。お前、説明してるときずっと笑ってただろ?何を笑ってたか言ってみろ?何か面白いことでもあったのか?ヘラヘラすんな!もう帰れ!」と銀行員を叱りつけました。

銀行員は泣き出してしまいました。

父は仕事に戻ってしまいました。

母が事務室から出てきて、銀行員の方にティッシュを渡し、事務室に連れていきました。

事務室でどんな話をしたのかは知りませんが、恐らくなぜ父が怒ったのか、どうすればよかったのかを説明して、慰めたのだと思います。

その銀行員はもちろん父を馬鹿にするために笑っていたわけではありません。

契約してもらえるように、気に入ってもらえるように、笑っていたのだと思います。

しばらくすると、銀行員が事務室から出てきました。目が真っ赤でした。

母が父のところへ銀行員を連れて行き、もう一回話を聞くように説得していました。

結局父はもう一度話を聞くことはなく、銀行員は帰って行きました。

そして僕を呼んで、「お前も、ヘラヘラ笑うんだけはするなよ。笑うのは嬉しい時、面白い時だけだ。相手に気に入られたいと思って笑うなんて絶対にするな。」と僕にも説教。

まあ、そうですよね。

いつもヘラヘラ笑っている人は信用できない。

相手に気に入られようなんて思っている人は自分に自信がない人。

そういう人が父は大嫌いなのです。

父は職人です。頑固な人です。短気です。

僕も何度も殴られました。

ただ、理由もないのに怒る人ではありません。

曲がったことが大嫌い。不誠実な人が大嫌い。筋を通さない人が大嫌い。

理由があって、相手のことを考えて怒る。

あの銀行員も、いちいち叱りつけずに、「契約はしない。お疲れ様。もう結構です」と言って、帰られせれば済む話です。

でも、父はそれが許せなかった。あの銀行員の今後を思って、叱りつけた。

次の日、同じ銀行員がまたやって来ました。

父は、そのことをとても喜んでいました。

ジョークを言って、銀行員を笑わせていました。

「そうだ。面白い時に笑うんだ。俺は、別にあんたの人柄を見て、契約するかしないか決めてるわけじゃないんだよ。あくまで契約内容を見て決めるんだ。だから、あんたは俺に気に入られる必要なんてないんだよ」

銀行員はまた泣き出しました。でも、その涙は、前日の涙とは違います。

なんか、自分でも何を書いているのか分からなくなってきました(笑)

すいません。

終わります