土地の話
最近、私の祖母が亡くなった。
96歳だったから、大往生だ。
死因は肺炎。
まあ、96歳になるまで、大きな病気一つせず、たくさんの人に囲まれて暮らせた。
私も祖母のことが大好きだった。
お葬式で祖母書いた手紙を読んだ。
あの時は大泣きした。
もっと祖母と話せばよかった。
もっと祖母と話したかった。
それだけが心残り。
まあ、それはいいとして。
祖母が遺産として、お金と土地を残した。
土地は3つあって、合計300坪くらい。
ひとつは祖母の家で、あと2つは今は駐車場になっている。
あっ、言い忘れていたけど、その祖母っていうのは、母方の祖母。
それで、母には弟が一人いて、相談の結果、お金はおじさんが、土地は母が譲り受けることになった。
問題1
祖母の家にはたくさんの思いでがある。
今は空き家状態なんだけど、壊して駐車場にするにしても、誰かに貸すとしても、もう私たちはあの家に入れなくなる。
でも、空き家のままほおっておくわけにはいかない。
問題2
駐車場にしたとして、借り手はあるのか?
問題3
借家にしたとして、借り手はあるのか?
問題4
残りの2つの土地はそのまま駐車場として残すか?
それとも、アパートかなんか建てて貸すか?
問題5
アパートにしたとしたら、誰が管理するか?
きりがない。
まあ、私は決めることじゃないから、母に任せるしかないんだけ、問題1は私にも少し関係ある。
あの家にはたくさんの思い出がある。
できれば壊してほしくないけど、でも、ずっと空き家にしておくわけにはいかないのは分かる。
できれば借家にして誰かに貸したらどうかな?
土地と家の権利はまだこっちにあるわけだし、いざとなったら返してもらえばいい。
まあ、結果は神のみぞ知る。