少年野球
今日近くの野球場で少年野球の試合がありました。
両チームとも昔からあるチームで僕が小学生だったころに試合をしたこともあるチームです。
僕のいたチームは何年も前に監督が変わって、今は若い監督がやっていますが、今日試合をしていたチームの監督さんは当時と変わっておらず、今恐らく70歳を超えていると思います。
僕がフェンスにもたれて試合を観ていると、麦わら帽子のおじいさんが隣に来て「今レフトで声出しているあの選手、実は私の孫なんですよ」と満面の笑みで話しかけてきました。
おじいさんのお孫さんが所属しているチームは地域でも一二を争う強豪チームで、昔と変わらず六年生チームだけでもAチームとBチームがあり、各学年のチームごとに監督・コーチがいる大所帯のチームです。
僕が小学生だったころそのチームに勝ったことは一回もありませんでした。
そのおじいさんは野球経験ゼロで、孫が野球を始めるまではルールを知らなかったそうです。
でも、孫が野球を始めたから、じいさんとして応援したくて、ルールを必死で覚えたそうです。
たったこれだけのことですけど、いい話ですよね。
孫のために野球のルールを覚えて、毎試合応援に行っているそうです。
つくづく少年野球はいいなーと思います。
プロ野球は所詮知らない選手たちがやっていることですが、少年野球は自分の子どもや孫が主役です。
それも同じ小学校の友達がチームメイトだから、やっぱり楽しいですよね。
誰でも応援したくなります。
僕も将来少年野球のコーチか監督をしてみたいなー