自分の気持ちに正直に

自分の気持ちに正直になるのはとても難しいことです。

 

私たちは自分の気持ちに嘘をつくのはとても上手です。

 

恐らくほとんどの人が自分の気持ちを騙して生きていると思います。

 

自分の気持ちに嘘をつくのはある意味楽なのです。

 

自分に嘘をつくというのは、逃げ道を用意することです。

 

私たちは、わざわざ自分にとって辛い嘘はつきません。

 

自分が楽になれるように自分に嘘をつくのです。

 

自分の気持ちに正直になるというのは、自分にとって辛い選択をするということです。

 

心の中で思っていることを実現させるためには辛い経験をしなければなりません。

 

それが自分の気持ちに正直になるということです。

 

詳しいことは弘兼憲史の代表作に書いてあります。

 

私たちは皆、自分の気持ちに正直になるのをためらいます。

 

理由は簡単です。自分の気持ちに正直になるのは辛いからです。

 

だから、自分の気持ちに嘘をついて、楽な方向に逃げるのです。

 

でも、心のどこかでは、「自分の気持ちに正直になりたい」と思っている。

 

また、「そうするべきだ」とも思っています。

 

でも、なかなかできない。

 

それはなぜか。

 

勇気がないからです。

 

自分の気持ちに正直になると傷つきます。

 

それが怖いのです。

 

自分の気持ちに正直に生きている人は、傍から見ると楽な生き方をしているように見えます。

 

本人の心の中では、恐らく苦しんでいることでしょう。

 

でも、いずれ納得します。

 

「これでよかったんだ」と思えるようになります。

 

自分の気持ちに正直に生きるのが、本来私たちが選択すべき生き方なのかもしれません。