「いいなあ」と思った言葉たち

今日久しぶりにアメリカ時代の恩師と再会しました。

 

もう何年ぶりでしょうか。

 

計算してみたら7年半ぶりでした。

 

その先生はクラスの担任で、教科は歴史を担当していました。

 

数年前にFBで友達になってからはちょくちょくメッセージのやり取りをしていました。

 

その先生が昨年の秋で定年を迎え、久しぶりにまとまった休みがとれたということで、日本に遊びに来ました。

 

日本の知り合いは僕と僕の両親くらいしかいないということだったので、今日その先生に会ってきました。

 

両親もその先生のことをよく知っているのですが、二人とも都合が悪く僕だけで会いに行くことになりました。

 

本当は日本のプロ野球が見たかったらしいのですが、あいにく今はシーズンではないので、東京ドームを外から見に行くことに(笑)

 

MLBの球団が東京ドームで開幕戦をやった時にテレビで観ていて、良い球場だなあと思ったらしいです。

 

その先生は大の野球好きで、先生ご自身も数年前まで草野球でプレーしていました。

 

東京ドームを外から見た後、日本のマックが食べたいと言い出し、急遽マックに行くことに。

 

日本のマックとアメリカのマックをいろんな視点から比較してみたいというのが理由でした(笑)

 

「おすすめは?」と聞かれたのでてりやきマックバーガーをすすめたのですが、先生はそれを無視してビックマックを注文。

 

「アメリカと違いますか?」と聞いてみたら、「似てる。似てるなあ~違いはよく分かりません」と返ってきました(笑)

 

先生によると、日本のマックは接客態度が素晴らしいそうです。

(僕はそうは思わないけど。。。)

 

マックを食べ終わった後、浅草観光に行き、夜は小さなお寿司屋さんに行きました。

 

アメリカでは高いしあまりおいしいと思わないのであまり飲まなかった日本酒をとてもおいしそうに飲んでいました。

 

夕食を食べている時に先生がぼそっと言った一言に小さな勇気をもらいました。

 

すいません。ここからやっと本題です。

 

「人生は一本道じゃない。曲がり道の連続だね。人生の曲がり道には信号はないんだよ。進んでいいのか、止まるべきなのか。直進すべきなのか、左折すべきなのか、はたまた右折すべきなのか。人生の曲がり道は分からないことだらけです。結局はね、自分に言い訳しないことなんですよ。自分の人生の主人公は自分自身ですからね。あれこれ理由をつけて自分に言い訳ばかりする人生は後悔の連続で、つまらない人生です。自分を信じればいいのですよ。難しいことですけど、心がときめく方向に行きなさい。時にはUターンしなきゃいけないかもしれない。でも、いつかは目的地にたどり着くことができますよ。諦めずに走り続ければ」

 

いつものようにぼそぼそ言うだけで、あまり感情がこもっているようには聞こえない(それが先生なんです)喋り方でしたが、なんかジーンときました。

 

人生の曲がり道には信号はない、かあ。。。

 

そうだな。

 

自分に言い訳するのが一番情けない生き方ですよね。

 

自分の人生は自分で切り開く。

 

自分の人生なんだから自分の足で歩いていこうと思いました。